2018年03月04日

私の4年間


最後のブログということで、私の4年間のボクシング部での感情を吐露させていただきます。長くなってしまいますが、お付き合い頂ければ非常に幸いです。


この大学4年間、あらゆる人に何度も聞かれた問いがあります。

「なんでボクシング部のマネージャーやってるの?」


部員のオンオフの切り替えに憧れて。

と入部のきっかけを答えてその場をやり過ごしていました。

しかし本当のこの問いの答えは、あらゆる場面で何度も変わっていました。




1年生の夏、慶應ボクシング部は2部リーグに昇格しました。

当時の副将三浦のTKO勝利が決まった瞬間に涙を零しました。

入部3ヶ月程度の自分が部の勝利に魅せられ、涙を流すほどに感動をさせるチームに、私は貢献したい、と強く思いました。


その思いが周りにも通じたのか、夏合宿以降同期や先輩方との距離が縮まり、チームでの心地よさを感じ出しました。



2年生の冬、早稲田大学ボクシング部の部室で行われた早慶戦に本塾は敗北しました。

それまでに行われた、1年の早慶戦では勝ち、初のリーグ戦では24位を飾り、順風満帆な本塾ボクシング部にこの惜敗は大きな打撃を与えました。


それまで私はこの部を辞めようと思っていました。

一々感謝されることもほめられることもないマネージャーの仕事に、感謝してくれる選手ももちろんたくさんいますが、それ以上に仕事がキツイものになっていました。イバラの道を歩きたがる私でも厳しい状況でした。

先輩マネージャーがいなくなり自分の時間を取れず、友人が減っていく中で、

チームのために、と頑張る自分に疲れてしまっていました。


限界がきたらいつでも辞められるように退部届けを持ち歩くようになり、早慶戦が終わり次第退部しよう、と密かに秘めていました。


しかし早慶戦での敗北に、心の底から悔しさを感じました。毎日近くで部員が練習に励む姿を見ていて、絶対に負けないことを確信していたからです。

私はこの日一転して、何があってもこのチームを辞めず、2年後の早稲田開催の早慶戦での勝利に必ず貢献する、と決めました。



3年生の春、後楽園ホールでのリーグ戦では2部リーグ5位に終わりました。

23位以内を狙っていた本塾にとっては、想定外の結果になりました。

初戦の日体大戦では、1-6で大敗を喫し、出鼻を挫かれかなり引きずっていました。

負けた時、私以上にショックを受けているはずの選手の前では泣かないと決めていました。同期に言えるはずもなく、1人でショックを抱えていたところ、とある選手に、

お前が落ち込んでてどうすんだよ、

と喝を入れられ、

自分ばかり落ち込んでいるのは違うとようやく気付きました。

もっと選手の気持ちに寄り添い、もっと近くで応援したいという気持ちが醸成され、いつしかサブセコンドにつきたいとおもうようになりました。


大学3年生の秋、常に感動を与えてくれた一個上の先輩方に恩返しに最高の舞台を、と思い、

役職も特になかった私は早慶戦来場者倍増計画を打ち出しました。

OBOGの皆様や他部他大学ボクシング部の皆様、そして部員全員のおかげで、

日吉記念館の来場者は倍増し、チームも勝利をあげました。

私にとってボクシング部は家族に近い存在になり、近くにいて当たり前の存在になっていました。


大学4年生の春、最後のリーグ戦が始まりました。

夢の後楽園ホールで念願のサブセコンドにつかせて頂きました。

選手の息遣いや汗、そして表情が感じられるリングサイドでサブセコンドとして支援するのは、マネージャーとして至上の幸せだと私は思っています。

もちろんヘマをしたらチームメイトを不安にさせてしまいます。

その中で全試合サブセコンドを任せていただいたこと、私は誇りに思います。



ボクシングは私にとって大学生活での青春のすべてです。

昔からボクシングが好きだった、という訳でも、選手として関わってもいません。

何ならボクシング部に出会うまでは、格闘技は野蛮で危ない人間がやるもの、という偏見を持っていました。それに私は学で人を判断していました。学のある人間こそがえらいと。

でも偏見は間違いで、実際ボクサーの多くはリングから下りれば紳士で努力家だと思います。このスポーツは苦難が多いです。孤独な個人スポーツで、減量もあるため節制ができる真面目な性格でないと乗り越えられませんし、長く続けられません。人間性は、学や知識以外のものでも養われることも知りました。

またボクシングはSweet Scienceと呼ばれるまでに頭を使ったスポーツでした。戦技戦術に優れている選手は漏れなく頭を使ったクレバーなボクシングをしていると感じます。


間違いに気付いたおかげで自分の視野が広がったのです。偏見を持たずに人と接することができるようになりました。

それから自分の中の新しい自分を発見してしまいました。

試合動画を見るとき、リングサイドで大声をあげて選手を応援する自分をふと耳にすると非常に気恥ずかしいです。

同時に、今まで気付かなかった自分を知りました。どちらかというと私は斜に構えて生きてきました。

でも熱くさせてくれるこの部があって、私にも熱いものがあることに気が付きました。


ボクシングを通して、私は勝ち負けの世界の厳しさや、スポーツの面白さ、人間関係など多くを学びました。

どっぷり嵌らせてくれたボクシング部にとても感謝しています。

慶應ボクシング部が魅力的だったから、ボクシングにも魅了されたんだと思います。



最後になりましたが、ボクシング部を影から支えて下さったOBOGの皆さま、

また指導にいらして下さる監督、コーチの皆様、本当にありがとうございました。

マネージャーという立場から、みなさまの存在なくしてこの部が存在しないこと、とくと身にしみております。この場をお借りして深く御礼申し上げます。


1年生の頃から身近でお世話になっている2015年卒、2016年卒、2017年卒の先輩方、感動をありがとうございました。先輩方との最高の思い出があるからこそ4年間続けてこられました、心から感謝しています。

今後ともお世話になりたい所存です。


塾高ボクシング部、大学ボクシング部現役の皆さん、でかいしこわいしほんのちょっとサイコパスっぽい先輩なのに見捨てないでくれてありがとうございます。みんなのことは大好きです。試合を観に行き続けたいのでこれからも強くなってください。ゴールデンエイジを更新し続けてください。そして楽しくボクシングをしてください。


マネージャーとして支えているようで、本当は私が支えられてました、同期のみなさん、いつもありがとうございます。

31年ぶりの2部リーグ3位、2年前の早慶戦のリベンジ、達成してくれてありがとう。この代のマネージャーだったからこそ続けられたような気がします。同期の試合を近くで応援できることが何よりも幸せでした。いやなこともたくさんあったような気がしますが、みんなのことは久保のことも大事に思っています。これからもよろしくお願いします。

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posted by 慶應ボクシング at 19:13| ブログ

2018年02月14日

要するにアジア最高

今回のブログは経済学部四年古山貫太郎が担当致します。

引退してからというものの、旅行に飲み会に明け暮れる毎日でありまして、お陰様で体重も75キロに到達致しました。
しかし、そんな遊んでばかりの毎日からも考えさせられる事が沢山あります。

昨日まで私は1ヶ月間東南アジアを回っていました。行ったことのある方は分かると思いますが、簡単な日本語を喋る現地の店の人が結構います。
” しゃちょさん、ここ安いよ〜”
” しゃちょさん、かわいい子いるよ〜”
” OK、2000でいいよ〜、特別だよ〜”
など、結構しつこく絡んで来ます。中にはケツを叩きながら言ってくるツワモノもいます。どれももちろん商売絡みの会話です。


生活がかかってるし、しょうがなく勉強してるのかなーと私は考えていました。
何故なら私は英語の勉強が好きではないからです。
しかし、タイのパッポン通りでこんな場面に出会いました。

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忙しい接客の合間に、会話帳の例文を必死に復唱していたのです。
その姿に驚いた私は、何故そんなに学ぶのか気になって聞いてしまいました。
そしたら、”楽しいから勉強するんだよ”
との驚きの答えが返って来たので、その後行ったマッサージ屋の姉ちゃんにも聞くと、
外国人と話すのが楽しいんだよって目を輝かせて答えてくれました。
やっぱり、何かを純粋に楽しみながら吸収しようとしている時は1番伸びるんですよね。
同じ事をやっていても成長スピードが違います。
私も現役時代1番成長したなと感じる時は、どんなきついメニューでも全く苦じゃないし、むしろ楽なメニューの時に物足りなさを覚えるくらい楽しんで練習できていました。

今ボクシング部の練習は相当キツイですが、現役のみんなにも、今のメニューの中で自分なりの楽しさを見つけて、どんどん強くなって欲しいと思います。

私も4月から社会人になります。
今とは全く違う生活が始まるので、戸惑う事も多いと思いますが、純粋に楽しんで、なんでも吸収してやろうという気持ちで頑張りたいと思います。

今までお世話になったOBの皆様、先輩、同期、後輩には心より感謝しています。
ボクシング部での経験は私の永遠の財産です。
ボクシング部で学んだ事を活かして、社会に出てからも頑張ります。

纏まりのない文章となってしまいましたが、
要するに、アジア最高です。
ありがとうございました。
posted by 慶應ボクシング at 22:20| ブログ

2018年02月12日

第四弾

お久しぶりです。
本日のブログは理工学部4年の小屋が担当させていただきます。

部活の引退から2ヶ月、相も変わらず私は日吉で日々を過ごしています。卒論に追われていました。それでもおかげさまでなんとか卒論を書き上げることができて、とりあえずは一安心です。

さて、前置きはこのくらいにして、ここからは部活を通して感じたことを書いていきたいと思います。

私は大学入学時から4年間、ボクシング部にお世話になりました。
大学入学時に高校の先輩でもある溝口さんにボクシング部に誘っていただき、入部を決めました。

いま振り返ると入部してからの4年間はあっという間でした。
チームとして2部昇格、早慶戦2連覇など様々なことを経験しましたが、私自身、選手としてチームにはあまり貢献出来ませんでした。
怪我が多く、ボクシングができない時期もありました。そんな時にも声をかけてくれた先輩、同期、後輩には本当に感謝しています。
特に足首を怪我した時には部活に行けないどころか家を出るのもしんどい時期もありました。そんな時も部活を辞めずに続けてこれたのは特に同期の力が大きかったのかなと今になって思います。
大学生活で最も多くの時間を一緒に過ごしたであろう部活の同期は大学生活で得た一番の財産であると感じています。
その他、ボクシング部の活動、体育会での活動を通して多くのことを得ました。
ボクシング部に入部して本当に良かったと、今になって感じています。

そして、最後にはなりましたが、お世話になりました皆様にお礼を申し上げたい思います。

ボクシング三田会の皆様。
ボクシング部として活動を続けるにあたり変わらぬご支援を賜りました。私が4年間部活動を続けてこれたのもボクシング部三田会の皆様のご支援あってのことです。本当にありがとうございました。

佐藤監督をはじめとした指導陣の方々。
お忙しい中、私達のために時間を作ってくださりご指導をしていただきました。ボクシングだけでなく多くのことを教わりました。本当にありがとうございました。

今まで好きにやらせてくれた家族。
ボクシングという競技を続ける中で心配も多くかけたと思います。それでもいつも応援してくれた家族にはこの場を借りてありがとうと言いたいです。

その他、部活動を続けるにあたり多くの方々のご協力をいただきました。また、部活動を通して出会った方々から多くのことを学ばせていただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

それではこの辺で私の現役最後のブログを終わろうと思います。長々と失礼致しました。

本当にありがとうございました。
posted by 慶應ボクシング at 21:40| ブログ